立命館

写真



受けてきました。


私立受かんなかった人の救済措置。
そして、大学側の最後のかきいれ。
私立の後期試験です。


2個受けたんですけど。
一つは普通の試験。英語と国語。


久しぶりに英語を見たw
ぜんぜん読めなかったね。
レベル的にはそんなに難しくなかったからみんな結構取れてるんじゃないかな。
俺は6割位だろうけど。
国語はいったね。
9〜10割。
簡単だった。現代文だけだったし。
赤本とかまったく見ずに傾向もわからない感じだったので健闘したほうじゃないかと。


で、もう一つが少し変わってるんだけど。
経営学部で学ぶ感性」
たぶん小論文だろうと思ってたら案の定。


それはいいんだけどね。
ちょっと変わってた。
普通小論って文章があって書かれてることについてどう思うか書けってのほとんどでしょ。
1問はそうなんだど。2問が違くて。


1問がさぁ。
テスト始まる前にやおら封筒渡されて。
始まって封筒開けたら軍手が入ってるのよ。


で、問題が
配られた手袋から連想することを、21行以上30行以内で自由に記述せよ。
なお、題名をつけること。


ちょっと待て。
待ってくれよ、立命館さんって話ですよ。
軍手配られて連想って。
軍手、はぁ、軍手ですねぇ。
で、終わりじゃない?普通。


で、周りのやつらは始まった瞬間いっせいに書き出すわけですよ。


おい、ちょっと待て。
お前ら一瞬で軍手からなんか連想できたのか?
すごい勢いで書き出してるじゃねえか。
てか、書けてもせいぜい5行が限界じゃね?


パニクりまくる俺。
とりあえず落ち着こうと思い前文を読む。


あなたの知的好奇心や観察力、深い洞察力また豊かな発想力、構想力、文章表現力などを評価するためのものです。


ちょっと待てよ。
じゃあ、知的好奇心や(ryある奴は軍手からどんな連想をするんだよ。
0点でいいから模範解答を俺に示せと勝手にキレてたら20分たつ。
残り100分で3問。


で、ここで気づいたんですよ。
発想力の部分をある言葉に置換すると俺って結構いけるって事に。
ある言葉とは、、、妄想力


この前文は冷静に読み返すとモーオタには必要不可欠な能力ばかりなんですよ。


住んでる地方で放送されない番組をネットから探してくる知的好奇心。
ハロモニ。その他番組で一瞬の萌えを見逃さない観察力、深い洞察力。
その萌えを増幅させる妄想力(爆
妄想を脳内にとどめる構想力、で、表す文章表現力。


で、ここでさっきの問題を見ると
配られた手袋から連想することを、21行以上30行以内で自由に記述せよ。


自由でいいんですね?
自由に書きますよ?


ってことで、書くことは小説に大決定(アホ
小説となると今度は文字数が少なすぎる。
20字×30行=600字。
てか、この前あったSS企画でも5レスなのにこれじゃせいぜい1レス半ってとこだぞ。
削りまくってどうにか詰め込むしかない。
テーマが軍手の超SS企画だと思ってスタート。


すると、新たな問題発生。
時間が少なすぎる。
この時点で残り100分。1問30分で下書きしたのを写すのに10分かかるとすると実質20分。
俺は、プロットを書かないとまったく書けない人なんだけど、どうにかやるしかない。
一応いしよし
でも、自分の中でってことであくまで文章には表さないように。
てか、文章の中に書いたらホントにただの変態。
下書きしながら、設定変えて、内容変わってって感じで何とか書きあげました。
最初考えてたのと540°くらい違うんですけど。。。


こんな感じになりました。





  花壇の華


引き出しの中から軍手を見つけた。
窓から庭をのぞくと、雑草だらけの花壇。レンガで周りを覆って中に土を入れただけのシンプルな花壇。
花なんていつ植えたか覚えてない。


作ったときはとてもキレイで、これからもっとキレイにしていこうと思ってたんだけどな。
何で花壇なんて作ってたんだっけ?こんな小さな庭に、何で?


そうだ、キレイにしよう。
せっかく軍手も出てきたんだし、花壇を意識したのも何かの縁だ。


軍手をはめ、外に出て、雑草を抜く。
文章にしてしまえがひどく簡単だけど、
雨以外の栄養を与えられていないのに順調に成長している生命力は半端ではなくて。
五分ともたずにお休みタイム。


何で花壇なんて作ったんだろう?先刻の疑問が頭をよぎる。


そう、たしか、あの時は花壇を一緒に作ってくれた人がいて。


涙が頬をつたった。


無我夢中で雑草を抜く。時間なんて忘却の彼方へ。
気がつくと花壇の半分ほどの雑草を抜き終えていた。


半分…か。残りの半分は明日にしよう。
明日は朝から花の種を買ってこよう。
そしてキレイな華をたくさん咲かせよう。


そんなことを考えた土曜の午後。


終われ。。。


圧倒的に落ちが弱いね。
てか、少ないんだって。最低これの5倍はほしい。
だからって普通の文章じゃこれの5分の1も書けない。


題名考えるのに一番苦労したのは内緒だ。
最初の題名『軍手』だからね。
読み直してまったく軍手出てないことに気づいて必死で考えました。
必死で考えた結果がこれですw
なお、蛇足ですが華は梨華をイメージです。


で、次ですよ。
今度は
次の写真を見て、あなたの感じたことを自由に記述せよ。


写真ってのがこの上のほうにある写真なんですが。
見にくいけど、海と空の水平線があって桟橋を黒い服着た女の人が花束を持って歩いてく
感じの写真です。
再び自由なので小説。


もうこうなったら、連作でいこうとさっきの奴と世界的にはつながってる感じで。
採点者が一緒でありますように。。。


  

  同質の青と、異質の青。


水平線が伸びている。桟橋をわたると水平線が近づく。
どこまでも続く青い空と青い海。
同じ青でも光を反射してできる青と、吸収してできる青。
ほとんどの同質と、ほんのちょっとの異質。
それだけで深みのぜんぜん違う青になるんだ。


靴を脱いで桟橋の端に座り込む。裸足にあたる海の水が気持ちいい。


今日は花を持ってきたよ。花壇を新しくしたんだ。
今度はちゃんと育てたよ。本当は何度か失敗しちゃったけどさ。
初めてちゃんと育てた花。ちょっとかわいそうだったけど摘んできちゃった。


花を海に投げ入れる。
一面の青に、赤、オレンジ、黄色、ピンク。
ほとんどの同色と、ほんのちょっとの異色。
それだけで海が華やいで見えるのは気のせい?私の気持ちが晴れただけかな?


花壇を作ったのも、花を育てたのも、花を投げたのも、すべて私の自己満足。
そんなことは私だってちゃんとわかってる。


足を海から上げて靴を履く。
花は海に沈んでもう見えない。でも私の気持ちはもう沈まない。


しっかりと自分の足で立つ。
もう一面の青は見なくていい。


私はゆっくりと桟橋の上を歩いていく。


終わろうよ。。。


意味わかんね。
違うんだよ。もっと書きたいことがあったんだよ。
短い。
これじゃわかんないけどこの写真めっちゃ色がきれいなの。
青と白がめちゃ秀逸。
桟橋の手すりの白と雲の白の対称とかも
主人公(梨華ちゃん)との心情を代弁させる感じで書きたかったんだけど。
同質と異質。
これが精一杯。
600字じゃやっぱ短いわ。


これ、両方とも完全版書くよ。
ちゃんと甘甘ないしよし
てか、これよっちゃん出てないしね。
ダメじゃん。
一応いっとくけど、設定上でもよっすぃーは死んでません。
ピンピンで生きてます。


残りの1問は普通に書きました。
てか、一番出来がいいかもw
こんなアホな日記でもほとんど毎日書いてるといいコトあるね。


このテスト何人受けたか知らないけど、
いくら自由だからってマジで小説書いた奴は俺くらいだな。
しかも、男なのに♀視点で。
クソ採点者。0点にするなら勝手にしろ。
むしろ、0点にして下さい。